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アワサカの器がずらりと並ぶ棚

STORY 3|株式会社アワサカ

100年先の食卓にも、好きな器を

株式会社アワサカに聞く、美濃焼を未来へつなぐものづくり

慌ただしい朝に食べる、いつものトースト。

仕事を終えて帰った夜の、温かいスープ。

料理にたっぷり時間をかけられない日でも、好きな器に盛ると、少しだけ気持ちがほどけることがあります。

そんな、毎日の食卓で使いたくなる器を届けているのが、岐阜県瑞浪市の株式会社アワサカです。

美濃焼の産地で1961年に創業。現在は二代目代表取締役の粟坂哲也さんのもと、社内のデザイナーや産地のつくり手たちとともに、器の企画・デザインから販売、海外輸出まで幅広く取り組んでいます。

株式会社アワサカ 代表取締役社長 粟坂哲也氏
株式会社アワサカは、「普段使いの器を極める」をコンセプトにものづくりを続けています。代表取締役社長を務めるのは、粟坂哲也氏です。

アワサカが大切にしているのは、大人の女性が「かわいい」と思えること。毎日使いやすい価格であること。そして、日本でつくることです。

特別な日のためだけではなく、朝も夜も、気負わず手に取れる器。「今日はこれを使おう」と選ぶ時間も、暮らしの楽しみのひとつになります。

今日の気分で選びたくなる器

アワサカの器には、それぞれ違った魅力があります。

「Brush Blue(筆青)」は、筆のタッチや青のにじみ、濃淡が印象的なシリーズ。同じ柄でも一枚ずつ表情が異なり、料理を盛るたびに器を眺める楽しさがあります。

ブラッシュブルーの鉢を中心にした和の食卓
大人気のブラッシュブルーも多数取り扱いございます

「The modern Japanism(モダンジャパニズム)」は、日本の伝統的な和柄を、今の暮らしに取り入れやすいデザインに。いつもの食卓に、さりげなく和の美しさを添えてくれます。

華やかな花柄が好きなら、「ポタリーフィールド(Table Talk Presents)」。北欧や東欧の雰囲気を感じさせる色柄は、朝食にも、お茶の時間にもよく似合います。

波柄の鉢に盛ったパスタ
いつもの食卓に、好きな色を添える
季節の飾りを添えた食卓
季節感を加えて楽しむ食卓も!

落ち着いた器を選ぶ日もあれば、食卓を明るくする花柄を選ぶ日もある。好きなものを一枚ずつ集めて、自分らしい食卓をつくっていけるのが、アワサカの器の楽しさです。

一枚の器の向こうに、つくる人がいる

器が店頭に並ぶまでには、たくさんの人の仕事があります。

器の形をつくる窯元。絵柄を形にする職人。箱や道具など、産地のものづくりを支える人たち。アワサカは、それぞれの得意な技術を知り、つなぎながら商品を生み出しています。

和柄の器に盛ったごはん
毎日のご飯もお皿一つで華やぐひと時になる
動物の絵柄の器を並べた食卓
思わず笑顔になる絵柄に食卓が明るくなる

粟坂さんが大切にしているのは、「メーカーに寄り添うこと」。

産地では、作り手の高齢化や設備の老朽化、原材料費の上昇など、ものづくりを続けるための課題もあります。だからこそ、商社もデザインに投資し、新しい商品を一緒に考え、リスクを分かち合う。

「メーカーがあってこその商社」。

その言葉からは、器だけでなく、器をつくる人たちの未来も守りたいという思いが伝わってきます。

アワサカの美濃焼は、今では日本を越え、ヨーロッパやオーストラリア、アメリカなどの食卓にも届いています。

そこに盛られるのは、ごはんや味噌汁とは限りません。パスタやサラダ、パンやスープかもしれない。料理も暮らし方も違う場所で、同じ器が誰かの「いつもの一枚」になっているのです。

100年後も、食卓を囲む時間のそばに

これからの100年で、暮らしはきっと大きく変わります。

それでも、大切な人と食卓を囲み、料理を分け合い、笑い合う時間は残っていてほしい。粟坂さんは、そんな未来を思い描いています。

食べるということは、生きるということ。
心豊かな人生を支える、そのお手伝いを100年後もさせていただけることを願っています。株式会社アワサカ 代表取締役 粟坂哲也

今日選んだ器が、何年か後にも食卓にあったら。

一人でゆっくり過ごす夜にも、大切な人を迎える日にも、変わらず手に取っていたら。

その器には、料理だけでなく、そこで過ごした時間も少しずつ重なっていくのでしょう。

アワサカが窯元とともにつくり続けているのは、そんな思い出を受け止める、普段使いの器です。

100年先の食卓にも、誰かの好きな美濃焼があるように。

暮らしのとなりに — 03
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